「子どもを持たない人生」を選ぶことに、少しの後ろめたさを感じたことはありませんか?
親世代や周囲の友人が次々と家庭を築いていくなか、「私もそうすべきなのだろうか」と心が揺れてしまう瞬間があるかもしれません。
しかし、子どもを持たないという選択は、自分らしさを大切にすることであり、自分の生き方を自分で選び取るという勇気ある決断ともいえる。
人生には子どもを持ったからこそできることがあれば、子どもを持たないからこそできることもあると思うのです。
子どもを持たないからこそできること、感じることについて、一緒に考えていきましょう。
人生にたったひとつの「正解」はない
「そろそろ子どもは?」
そんな言葉に悩まされたことはないでしょうか。
結婚したら子どもを持つ、子どもを持たないのには何らかの事情がある……そんな世間一般の「当たり前」がプレッシャーになってしまう。
でも、本来は「こうあるべき」なんていう人生の正解なんてありません。
誰かの期待や社会の価値観にあわせて生きることは、いっときの安心をもたらすかもしれませんが、長い目で見ると「自分の人生を生きた」という実感を失うことにもなりかねない。
子どもを持たないという選択は、他の誰のためでもなく、自分のための選択。自分の生き方を自分で選び取るその勇気は、何よりも尊いものです。
子どもを持たないからこそできること

子どもを持たない選択は、自分のために自由に使える時間を確保することにつながります。だからこそ、できることがたくさんあるはず。今回は、そのなかのほんの一部に触れていきます。
自由な時間で深く学ぶ
子育てがあると時間が細切れになりがち。しかし、子どもを持たないことで、平日の仕事終わりや休日の昼間にまとまった学びの時間を確保できます。
語学を本格的に学ぶ、資格を取る、好きな分野の専門書を読み込む……そうした深い学びは、仕事や趣味、地域活動での新しい役割につながっていく。
そうした時間が自分の市場価値や自己肯定感を高め、なにより日常に充実感を与えてくれます。
1人旅や長期滞在で世界を味わう
思い切って海外へ行ってみる、あるいは国内の遠い町に滞在してみる……そんな贅沢ができるのも、子どもを持たないからこそかもしれません。
知らない土地での生活は日常の価値観を揺さぶり、新しい人間関係や視点を与えてくれます。
行くタイミングだって自由。「明日休みだし遠出しちゃおう」なんてことができます。
日常では得られない気づきや心のリフレッシュにつながり、日々の暮らしにちょっとした余裕と自由をもたらしてくれるかもしれません。
ボランティアや地域活動で誰かの力になる
子どもを育てること以外にも、社会に貢献する方法はたくさんあります。
地域の高齢者支援、こども食堂のサポート、災害支援ボランティアなど、自分の体力や時間にあわせて関われる活動はさまざま。
自分の持つ職業スキルや人生経験が、若い世代や困っている人、誰かの力になる。それを目の前で感じられるのは、子どもを持たない自由さがあるからできることのひとつです。
心を満たす創造の時間を持つ
子どもを持たないぶん、自由に使える時間を自分の表現にあてられます。
絵を描く、文章を書く、写真を撮る……たとえ小さな創作であっても、心が満たされる喜びがそこにはある。
誰かのためではなく自分のために創る時間は、日常を豊かにし、自分らしさを育てるために大切なひとときでしょう。
人間関係を自分でデザインして豊かな支え合いを作る
ママ友のようなネットワークがなくても、同じ価値観や興味を持つ人たちと深くつながることはできます。
読書会、スポーツクラブ、地域のワークショップ、オンラインコミュニティなど、関わりを選べるからこそ、自然体で心地のいい友人関係が築ける。
「子どものために」ではなく「自分のために」です。
年齢や家族構成に左右されない対等で安心できる関係は、心の安定と楽しみをもたらしてくれます。
「子どもを持たないからこそできること」を楽しむ

あなたの選択は他者と比べるためのものではありません。子どもを持たないからこそできることはたくさんあります。
だから、子どもを持たないことを理由に、自分を小さく見なくていい。
日々の暮らしのなかで、あなたの選んだ時間の使い方や関わり方が、確実に誰かのためになり、自分らしさを作り上げていく。
周囲の期待に応えることも大事ですが、それがあなたの幸せのすべてであってはいけません。
自分が大切にしたいことを1つずつ実行していくことで、周りの理解も少しずつ変わっていくはずです。その1歩が、やがて大きな自信と誇りにつながります。
子どもを持たないことは、欠けているわけでも、劣っているわけでもありません。
自分自身の人生を主体的に歩む力のあらわれ。自分の選択を大切に、自分らしさが何かを見つめ直してみてください。





