ペット、趣味、コミュニティ——子ども以外の愛し方

ペットTop 子供を持たない

子どもを持つことが人生のゴールではない——そう考えたとき、親や周囲からのプレッシャーを感じたことがあるかもしれません。

友人のSNSには子どもの成長記録、会社の飲み会では「子どもはいつ?」と子どもを前提とした問いかけ……自分の人生は、自分の選択で作っていくものなのに、肩身が狭く感じる。

でも本当に、愛を注ぐ対象は“わが子”でなければいけないのでしょうか。ペットに、趣味に、あるいは日々を共にする人とのつながりに、さまざまな愛し方があっていいと思うのです。

あなたらしい愛のカタチを見つけるヒントとして、子ども以外の愛し方を一緒に考えていきましょう。

子どもを持たない選択は“普通”じゃない?

「子どもは持たない」と口にすると、心配されたりその場に変な空気が流れたり……

「そのうち変わるよ」

「まだ若いし」

「もったいないよ」

なんて言葉が返ってきて、やんわりと心に刺さることがあるでしょう。

けれど、子どもを持たないという選択は逃げでも未熟でもありません。自分の人生を考えた結果、選んだ選択肢であり、本来誰にも否定できないはず。

実際、近年では経済的な理由だけでなく、ライフスタイルや価値観の多様化、精神的な自由を理由に、子どもを持たない選択をする人は増えています。

それでもなお、この選択には“普通”ではないという雰囲気がある。これは、結婚していてもしていなくても、「子どもがいない=何かが足りない」という無意識の価値観が社会に浸透しているからだと思います。

だからこそ、子どもを持たない選択をした人には、その選択に誇りを持ってほしい。その選択をした人が胸を張って人生を楽しんでいる姿を見せることで、「その選択もアリなんだな」という雰囲気が社会にもきっと流れていくのではないでしょうか。

ペットとの暮らしで感じる母性と幸せ

ペットと暮らす

「母性とは何か」という問いかけに、わが子への愛をイメージする人が多いでしょう。しかし、広義では子ども以外に向けた愛情や包容力も母性と呼ぶことがあります。

たとえば、ペットと暮らしていると、毎日の散歩・体調管理・ご飯づくりなどのお世話をして、言葉はなくとも表情やしぐさから伝わってくる信頼、体温、呼吸を感じます。ペットに向けた愛情、そしてそんな日々のなかで感じられる幸せ。

誰かを養い、守り、長く付き合っていくなかで、自分のなかに「育む力」があることを実感するはずです。

子どもではなくても、それは立派な愛情。愛とは、育て、積み重ねていくものです。

「家族」という言葉に縛られることなく、命を通してつながる時間。それは、子どもを持つことと同じくらい人生を豊かに彩ってくれます。

単なる趣味じゃない、自分を愛し育てる時間

誰かを育てるかわりに、私は私を育てている——そういったら自己中心的に聞こえるかもしれません。でも、自分の幸せを求めて趣味に打ち込む時間は「自分自身を見捨てない」という考え方もできます。

植物を育てる。写真を撮る。旅をする。器を集める。推し活をする。これらはすべて「今ここにいる自分」と向き合い、自分らしい幸せをカタチにする行為です。

社会的な役割を脱ぎ捨て、肩書きや比較から自由になれる時間——そこにあるのは「ただ好き」という理由だけで選ばれた幸せ。

子どもを持たない選択をすると、時間とエネルギーの配分が変わります。だからこそ、好きなことを突き詰める自由がある。逆に言えば、趣味や創作活動を通じてしか得られない精神的な栄養がそこにはあるのかもしれません。

自分を大切にできる人は、きっと他人も大切にできる。だから、自分の幸せを求めた子どもを持たないという選択には自信を持っていいのです。

仲間とつながる、愛がカタチになる

仲間と暮らす

ひとりで生きる人は強い——そう感じられることがあるけれど、本当は「誰かとつながりたい」と思う気持ちは誰にでもあると思うのです。

子どもを持たない選択をすると、ライフステージの共通点が減ってしまい友人関係が疎遠になることがあります。それは、学校の話、進路の話、塾や家計の話——話題の中心に“子ども”がいると、どうしても入りづらくなるから。

そんなときこそ、意識的に共感ベースのつながりを作ることが大切。年齢や肩書きではなく、価値観でつながる。共通の趣味や地域の活動、オンラインサロン、読書会——そこで出会った価値観の合う仲間との関係は、血のつながりとはまた違う濃さがあるはずです。

ある人はペットロスを支え合う会に参加している。ある人は週末におにぎりを配るボランティアをしている。

愛は“育てる対象”にしか向けられないわけではありません。ともに時間を過ごし、理解を深め、思いやりを交わすことで、愛はたしかにカタチになっているはずです。

愛のカタチ、愛の対象はひとつじゃない

世の中には、“あるべき姿”が溢れています。男性なら、女性なら、一定の年齢になったら、こうあるべき——けれど、誰かが思う「こうあるべき」に沿って自分の人生を作っていく必要はありません。

子どもを持たない人生もひとつの選択肢。ペットとのつながり、趣味に没頭する時間、誰かと共に育てるコミュニティ。それぞれのカタチで、私たちはすでに愛し方、愛され方を知っているはずです。

誰かを育てるかわりに、自分自身を育てている。血縁ではなく、意志でつながる関係を大切にしている。このように、自分の選択で作る人生で、自分らしい幸せを実現できれば、それでいい。

自分が何を愛したいか、自分にとっての幸せが何かを改めて考えたとき、あなたが本当に望む選択肢が見えてくるかもしれません。

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