“生まれた家族”より、“選んだ家族”と生きていく。血縁以外の「家族」の可能性

生まれた家族より選んだ家族 結婚しない

「家族といると、なぜかいつも気を遣ってしまう」

「親戚の集まりでは、自分だけ浮いているような気がする」

そんな感覚を覚えたことのある人も、きっと多いんじゃないでしょうか。

血縁があるというだけで“理解し合えるはず”という前提に置かれると、かえってその期待がプレッシャーになることもあります。世のなかには、家族との関係性が温かく保たれている人もいれば、そうでない人もいる。けれど「家族だから大切にしなければ」という刷り込みのなかで、“合わなさ”を感じることがタブー視されがちなのも事実です。

でも、それって本当に「家族」なんだろうか。そう問い直すことで、見えてくる関係性の形があるのかもしれません。

「友情結婚」を知った日

友情結婚を知った日

かつての私も、「家族=血縁で構成されるもの」としか考えていませんでした。けれど、大人になってから出会った友人や、住まいをシェアする人たちと、生活をともにするうちに、「この人たちとなら、一緒に老後を迎えてもいいかも」と思うようになっていったのです。

友情結婚という言葉を知ったのは、そんな頃でした。

恋愛やセックスをベースにしなくても、生活をともにするパートナーを選ぶ。助け合って暮らしながら、法的にも社会的にも“家族”としての制度や仕組みを共有する。

もちろん、実際にそうしたパートナーを見つけたり、制度を整えたりするのは簡単ではないかもしれません。でも、そうした選択肢があると知るだけで、「自分の生き方は一つじゃないんだ」と思えるようになります。

血縁に縛られない、“選ぶ家族”のメリット

家族という言葉には、温もりと同時に“期待”が詰まっています。

「もっと話しかけてほしい」「ちゃんと伝えてほしい」「察してほしい」……そんな期待が、いつしか“なぜわかってくれないの?”という苛立ちに変わってしまう。

けれど、血縁に縛られない関係性の場合、最初から“わかってもらえるはず”という期待がないぶん、お互いに丁寧に説明しよう、という意識が生まれやすい。わからないことは尋ねるし、嫌なことは伝える。距離の測り方も、暮らしのルールも、ゼロから一緒に決めていく。

そういう関係性のなかには、むしろ血縁よりも深い信頼や共感が育つことがあります。

「このままひとりで歳を重ねていくのが、不安です」

リアルイベントやSNSで、何度もそんな声を聞きました。

たしかに、病気になったとき、年金が足りなくなったとき、介護が必要になったとき。家族という“セーフティネット”がないことに不安を感じるのは、自然なことです。

でも、もしいますぐに“人生をともにするパートナー”を探すのが難しいなら、まずは「一緒に過ごす時間を共有できる仲間」から始めてもいい。

同じシェアハウスに住んでみる、定期的に集まってごはんを食べる、体調が悪いときに頼れる相手を見つけておく……。そんな風に少しずつ“他者と支え合う暮らし”を始めることで、安心感も、心のゆとりも、育っていくように思います。

感情を共有できる場所をつくること

感情を共有

家族は、血で決まるものじゃない。人生をどう歩みたいか? その道を誰と歩みたいか? その問いの先に、家族のかたちが自然と見えてくるはずです。

選んだ家族と生きていくことは、寂しさや不安を消すことではなく、そうした感情を“誰かと共有できる場所”をつくること。自分の感情を大切に扱ってくれる人と、一緒に年を重ねること。

そんな関係性を育てていくことが、これからの社会ではもっと肯定されていい。

誰かを愛することや、誰かと暮らすことに、たった一つの正解なんてないのだから。

そしてその選択肢の一つが、フレンドシップであり、友情結婚であり、シェアライフなのだと思います。

「誰と、どんな関係で、生きていきたいか」

自分にとっての“しっくりくる答え”を探し続けることこそが、人生をより深く、豊かにしていくのだと、私は信じています。

サービス紹介背景

性的関係のない
同性・異性のパートナーと
出会える

アプリ画面

性的関係のない
同性・異性のパートナーと
出会える

セクマイ3000人以上の意見を反映・国内唯一の友情結婚相談所が運営・コミュニティ機能も充実

まずは無料で始めてみよう

COLORUSマーク
イメージ画像

恋愛じゃない
結婚なら

友情結婚相談所カラーズ

創立10年目・在籍会員316人・成婚者608人・成婚率43.2%
イメージ画像

YouTube Shorts

タイトルとURLをコピーしました