子どもは欲しくないのにパートナーが子どもを欲しがっている…どうすればいい?

子供が欲しくないのに 子供を持たない

「子どもはまだ?」「そろそろ考えたら?」——そんな言葉を、どれだけの人が“当然のように”投げかけてくるでしょうか。親から、友人から、職場の同僚から。そして、ときには、もっとも近しい存在であるパートナーからも……

子どもは欲しくないという自分の気持ちを大切にしたいけれど、パートナーは子どもを欲しがっている——そんな状況に直面し、どうすればいいかわからず思い悩んでいる人は少なくないはずです。

「子どもは欲しくない」という気持ちを大切にしながらも、パートナーとの価値観のズレをどう受け止め、どう対話していけばいいのか、一緒に考えていきましょう。

「子どもは欲しくない」はわがままじゃない

社会にはいまだに「結婚=子ども」という雰囲気があって、子どもを持たない選択をする人は、あたかも“普通じゃない”かのように見られがちです。しかし、本当にそうなのでしょうか。

子どもを望まない背景や理由は人それぞれ。

  • 人生を自分のため、夫婦のために使いたい
  • 身体的な負担やリスクを避けたい
  • 社会や環境への不安がある
  • 子育てする自信や覚悟がない

など、明確な理由がある場合もあれば、理由を言語化したり説明したりすることが難しい場合もあります。ただ、自分のなかに生まれた感情は、本来誰かに証明したり、正当化したりする必要はないはず。

どんな理由であれ、あなたの選択は決してわがままではありません。むしろ誠実に「親としての責任」に向き合っているからこそ生まれる考えともいえます。

子どもを持たない——この選択は親になることを「当たり前」ではなく、「選択肢のひとつ」として考えられるからこそできるものなのかもしれません。

価値観のズレ——そこに正解も不正解もない

価値観のずれ

パートナーが子どもを欲しがっていると知ったとき、「私の考えがおかしいんだろうか」「私がパートナーの価値観にあわせたほうがいいんだろうか」と自問することがあるかもしれません。

しかし、ここで忘れてはいけないのは、「どちらかが正しく、どちらかが間違っている」というわけではないこと。子どもを望む気持ちも望まない気持ちも、どちらも自然な感情です。

たとえば、ある人が「大家族を持つことが夢だ」と語ったとしても、それはその人なりの人生の理想であり、誰も否定することはできません。ただ、それと同じように、あなた自身の「子どもを持たない」という理想も、等しく尊重されるべきなのです。

多くの人が悩むのは、「パートナーを大切に思うなら譲るべきではないか?」という考え——しかし、人生における根本的な価値観は、妥協で解決できることばかりではありません。

むしろ無理してパートナーの価値観に合わせれば、どこかで摩擦が生まれ、パートナーとの関係そのものを壊してしまうこともあります。

衝突するとわかっていても「本音で話すこと」が大切

「話し合わなければ」と思っていても、「相手を傷つけたくない」「この話をしたら別れにつながるかもしれない」という不安から、ついつい話すことを避けてしまいがちです。

けれど、長い目で見れば、話し合いから逃げ続けることこそが、2人の未来を曇らせることにつながるかもしれません。

大切なのは、「相手の意見を変えよう」とすることではなく、「お互いの本音を知る」こと。あなたがどれだけ子どもを持たない選択に真剣であるか、それが一時的な感情ではなく、人生の理想であることを丁寧に伝えましょう。

その話し合いは簡単にわかり合えるものではなく、ときに衝突を生み、互いに傷つくことがあるかもしれません。

相手が落胆するかもしれない、相手の言葉を受け止めきれないかもしれない——それでも、本音を話し合うことではじめて対等な関係で2人の将来を考えることができるはずです。

話し合いのなかで、自分の考えや相手の考えが変わる可能性もゼロではありません。逆に、根本的に2人の価値観が交わらないという現実に直面する可能性もあります。

ただ、どちらに転んだとしても、どちらかが自分に嘘をつき我慢のうえで成り立っている関係より、お互いの気持ちを全部知ったうえで築かれる関係のほうがいいと思いませんか?

自分のなかに「絶対に譲れないこと」があっていい

絶対に譲れない事

パートナーを本当に大切に思っているならどんなことでも乗り越えられるはず——こうした理想を自分やパートナーに押し付けてしまうことがあるかもしれません。

しかし、どれだけパートナーを大切に思っていても、「絶対に譲れないこと」は存在するはず。子どもが欲しい欲しくないという問題は、その典型例ともいえるでしょう。趣味や生活習慣の違いとは異なり、人生そのものを左右するテーマのひとつです。

パートナーに子どもを望むという譲れない思いがあり、自分にはその気持ちがまったくない——この場合、悲しい現実ではありますが、お互いのために別の道を選ぶという選択も、決して失敗ではないと思うのです。

無理に関係を続けて、どちらか一方が深い後悔や負担を抱えてしまうほうが、よほど不公平で不幸ではないでしょうか。

パートナーシップとは「妥協」ではなく、「理解と尊重」によって成り立つもの。お互いが本当に大切にしたいものを認め合い、最善の道を見つけるためには、別れという選択もひとつの愛のカタチなのかもしれません。

子どもを持つ人生と持たない人生、それぞれの幸せがある

子どもは欲しくない、けれどパートナーが子どもを欲しがっている——このどちらの考え方もごく自然で、どちらかが間違っているわけではありません。

子どもを持つ人生も持たない人生も、その先にはそれぞれの幸せのカタチがあります。世間の“普通”とは違っても、どんな選択も尊重されるべきです。

子どもを持つか持たないかという問題はとてもデリケートで、簡単な話し合いで済むものではありませんが、パートナーと本音で話すことが大切です。そうすることで、2人にとっての最善の選択肢が見えてくるはず。

どんな選択をしても必ず悩みや苦労が伴います。悩みや苦労に直面したとき、2人が後悔せず、その悩み・苦労と真摯に向き合っていけると考える選択をすることが大きなヒントになるかもしれません。

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