結婚はしたくないけれど子どもは欲しい…この考え方っておかしい?

結婚はしたくないけど子供は欲しい 子供を持たない

結婚はしたくないけど子どもは欲しい、この考え方はおかしいのでしょうか。

世間一般の価値観では、結婚と子どもがセットのように考えられがち。しかし、結婚のカタチやライフスタイルが多様化している今、結婚にこだわらない生き方を選ぶ人は増えています。

「結婚はしたくないけど子どもが欲しい」と考えるのは決しておかしくないこと。その選択についての考え方や実現する方法などを一緒に考えていきましょう。

なぜ結婚したくないのか

結婚を望まない理由は人それぞれ。たとえば、恋愛感情に左右されたくない、法律上の手続きが面倒に感じる、夫婦関係のトラブルを避けたいなど。なかには、結婚をしないことで、より自由なライフスタイルを維持できると考えている人もいるでしょう。

結婚しない選択をすることは決して否定されるべきではありません。ひとつの価値観として尊重されるべきもの。結婚はせず、仕事や趣味に集中しながらも、子どもを持ちたいと考えるのは、ごく自然なことなのです。

結婚≠子ども

昔は「結婚したら子どもを持つのが当たり前」と考えられていました。今でも結婚すると「なんで子どもがいないの?」「子どもはまだ?」と聞く人がいるように、「結婚=子ども」の価値観は残っています。

しかし、近年では結婚せずに子どもを持つ選択肢もあるということを知ってほしい。日本国内ではまだ珍しいかもしれませんが、海外ではそもそも結婚せずに子育てをするシングルマザーやシングルファーザーがいます。

結婚して子どもを持つ選択、結婚して子どもを持たない選択、結婚せずに子どもを持つ選択、人それぞれの選択があっていい。このように、結婚と子どもは切り離して考えていいと思うのです。

結婚せずに子どもを持つ方法って?

結婚しなくても子どもを持つ方法はいくつかあります。養子縁組を活用して子どもを迎え入れる選択肢、女性であれば精子提供を受ける選択。これらの選択肢は、結婚にこだわらずに子どもを育てたいと考える人にとって、有力な選択肢となるでしょう。

また、結婚はしないものの信頼できるパートナーと共同で子どもを育てるという方法もあります。海外では「共同養育契約」を結び、恋愛関係にないパートナーと子どもを育てるケースも。こうした方法を選ぶことで、シングルでの負担を軽減しながら、結婚はせずに子どもを持つことができるのです。

日本国内でもセクシャルマイノリティの人や結婚に縛られたくない人のあいだで、パートナーとの共同子育ての考え方が、少しずつではあるものの広がっているように感じます。

このように、世間一般の価値観からイメージされる家族のカタチにとらわれずに子どもを持つ方法は、今後さらに多様化していくでしょう。

現実的な課題と向き合うことも必要

結婚せずに子どもを持つ選択肢は確実にあるものの、その実現にはいくつかの課題もあります。

まず、経済面。1人で子どもを育てる場合、安定した収入や十分な貯蓄が必要です。たとえば、養子縁組を活用して子どもを迎え入れるとき、条件として具体的な年収額が決まっているわけではありません。しかし、子どもの教育や健康などを十分に保障できる経済力があるかは評価のポイントとなります。つまり、子育てをするにあたって経済的な安定がなければ、子どもを迎え入れることが難しくなるのです。

また、社会的な偏見や周囲の理解も大きな課題。古い価値観や固定観念は少しずつ変わっているものの、日本ではまだ「結婚して子どもをもうけ家庭を築く」という価値観が根強いため、シングルで子どもを育てることに対して偏見を持たれることがあるかもしれません。

結婚という制度による恩恵を受けられないことも課題のひとつ。たとえば、結婚はしないもののパートナーと子育てする場合、親権はどちらか一方しか持つことができません。親権を持たない場合、法的な親子関係を証明できなかったり、相続権が子どもに与えられなかったりします。

このように、結婚せずに子どもを持つという選択をする場合は、経済面や精神面だけでなく、国の制度や仕組みにおける課題がともなうことを忘れず、その課題と向き合っていく必要がありそうです。

世界の多様な家族のカタチが今後の選択肢に?

多用な家族の形

日本では結婚せずに子どもを持つという家族のカタチはまだまだ新しいでしょう。しかし、世界には、日本と異なる家族のカタチがすでに多く存在します。

たとえば、北欧諸国では事実婚の夫婦が子どもを持つことは一般的であり、法律上の結婚をしなくても育児をする環境が整っています。また、アメリカやヨーロッパでは、シングルマザー・シングルファーザーとして子育てをする人が増えると同時に、ひとり親に対するサポート制度が充実しています。

このように、世界では結婚にとらわれない家族のカタチを実現しやすい環境が整いつつあり、日本でも新しい家族のカタチを選択しやすくなっていくでしょう。

どの選択が自分らしくいられるか

今でも「結婚して子どもを持つ」という価値観は残っていますが、現代ではさまざまな家族のカタチやライフスタイルが認められるようになってきました。実際に、シングルマザー・シングルファーザーとして子どもを育てる人もいれば、パートナーと結婚せずに共同養育を選ぶ人もいます。

大切なのは、「こうあるべき」という価値観に縛られず、最も自分らしくいられる選択が何かを見極めること。結婚はせずに子どもを持つことも選択肢のひとつです。選択に迷ったときは、なぜ結婚はしたくないのか、なぜ子どもは欲しいのかなど、一つひとつの理由を考えてみてください。そうすると、きっとあなただけの選択肢が見えてくるはずです。

自分の選択に自信を持とう

自分の選択に自信を

「結婚はしたくないけれど、子どもは欲しい」という考え方は、決しておかしくありません。結婚しなくても子どもを持つ方法はあり、世界でもひとり親を選びやすい仕組みやサポートが増えています。

結婚と子どもはべつもの。自分にとって何が幸せなのか、自分らしくいられるのかを考えたうえで選択することが大切です。結婚にとらわれずに子どもを持ちたいと望む人が、自分らしく生きられる社会になっていくことを願っています。

また、自分の選択に自信を持つことも大切。結婚や子どもの有無に正解なんてありません。自分が望む未来を実現するために、準備を整えていきましょう。

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